東海林太郎   歌のすべて    東海林太郎歌謡芸術保存会 編纂
                    

    


    

 

    


  


      
       


  


           


                                         


 東海林太郎歌謡芸術保存会の目的と活動

  東海林太郎歌謡芸術保存会は、昭和9年2月、不朽の名曲『赤城の子守唄』の発売を契機に「東海林太郎後援会」が発足し、その後援会活動を推進する母体として、昭和39年8月、東海林太郎先生の3回目の直腸癌手術の全快を祝福して、東海林太郎歌謡芸術の昂揚と普及及び芸術の顕彰とを後世に伝承すべく保存活動を主たる目的として設置し今日に至っております。
  しかしながら、昭和47年10月4日、東海林太郎先生を黄泉の旅路にお送りいたし、残念ながら後援会活動は終止符を打たざるを得なくなりましたが、保存会活動といたしましては、現在なお全国に支部を設け、多数の会員により活躍
いたしております。 
 本会の現在までのその主たる事業といたしましては、
 1.機関紙『東海林太郎』の刊行(現在9号)(ISSN 0914-6032)
 2.会報『みどりの陰』の刊行(現在 NO.35)(ISSN 0914-5486)
 3.『東海林太郎歌のすべて』<吹込歌謡全集>の刊行(昭和39年8月31日刊)
 4.顕彰図書『一唱民楽』<小説・東海林太郎>の刊行(昭和59年10月4日刊)
 5.『東海林太郎のすべて』<吹込歌謡全集>(改訂版)の刊行
                                    (平成2年10月4日刊) 
 6.会員懇談会及びレコードコンサートの開催(現在まで22回)
 7.”東海林太郎先生の名曲の故郷をたずねる旅”の実施(現在まで7回)
 8.レコードライブラリー、テープライブラリーの設置
 9.レコード(SP、LP、CD)、テープ、ビデオテープ、写真、文献、掲載記事等
   <図書、雑誌、新聞等>関係参考資料の収集、保存
10.レコード、テープ製作、ドラマ制作等への協力、放送等各機関への協力

  以上、活動の展開過程について申し上げました。
                                 <平成2年10月 現在>